THE STAGE OF OAKLEY WORLD

1975年、アメリカ・カリフォルニア州で創業したオークリー様。もともとはモトクロスバイクのグリップ製作からスタートし、のちにスポーツ用サングラスなどの機能的でスタイリッシュなアイウェアで知られるブランドに。「あらゆる状況下においてどのように眼を守るか?」を第一に考える技術開発とものづくりの過程から、これまでに全世界で約600に上る特許を取得するに至っています。現在はアパレル、フットウェア、時計も含め、スポーツ&ライフスタイル全般を扱うグローバルブランドとして知られ、あらゆるスポーツジャンルにおける一流選手たちも、愛用者として名を連ねています。
オークリージャパン様は、その日本法人として1997年に設立。2001年より、目黒区三田に本社を構えています。今回workstyledesignが関わらせて頂いたのは、ビル内3層にわたるオフィスの内装改築。社員にも来客にも、アメリカ本社の発信する世界観を、もっとダイレクトに感じてもらえる空間をつくりたいというご依頼でした。そこで主な参照元となったのは、本社の建築やインテリアに関する写真資料。雰囲気や質感、ディテールのデザインなどから、本社のエスプリを感じられるようなデザインの空間プロデュースを目指しました。


CLIENTオークリージャパン株式会社
PROJECTコミュニケーションデザイン、空間デザイン、プロジェクトマネジメント
AREA東京都目黒区
FLOOR SPACE300坪
PLANNING MANAGER土井悠(workstyledesign)
DESIGNER天坂紗子(workstyledesign)×マスターデザイン宮川清志(SURE SiGN)

write by asuka tomioka

POINT OF VIEW

THE STAGE OF OAKLEY WORLD

オークリージャパンの世界へようこそ。

オークリージャパンの世界へようこそ。</p>

SOLUTIONS

オークリー デザイン

ENTRANCE

重厚な石造りの建物に入ると、オークリーの世界観が広がるエントランス。
ガラス面にはアメリカ本社のインテリアをイメージさせるメタリックシートを施し、メカニカルなグラフィックパターンが近未来的なイメージを醸します。

オークリー デザイン

ENTRANCE

重厚な石造りの建物に入ると、オークリーの世界観が広がるエントランス。
ガラス面にはアメリカ本社のインテリアをイメージさせるメタリックシートを施し、メカニカルなグラフィックパターンが近未来的なイメージを醸します。

オークリー デザイン

CORRIDOR

天井が誘導を煽るランダムな蛍光灯。
両側の壁面にはオークリーの広告ヴィジュアルが飾られ、
ギャラリーのようなコリドースペースに。

オークリー デザイン

ATHLETE ROOM

1階奥に構えたVIP応接室。
ここはオークリー社と契約するプロアスリートを迎えるための部屋。
クールでスタイリッシュな空間がVIPをもてなすのにふさわしい。

オークリー デザイン

MTG ROOM

モノトーン調の空間にメッセージを謳った会議室。
マグネットシートでメッセージを更新できる仕様に。
アメリカ本社から贈られた記念品を飾り、常にインスピレーションを与えます。

オークリー デザイン

MTG ROOM

モノトーン調の空間にメッセージを謳った会議室。
マグネットシートでメッセージを更新できる仕様に。
アメリカ本社から贈られた記念品を飾り、常にインスピレーションを与えます。

オークリー デザイン

CONFERENCE ROOM

20人の収容人数を持つ大会議室には、5つの社是を。
「本質の追究」「パフォーマンスへのこだわり」などの強いメッセージと、
ブランドロゴで空間を構成しました。

オークリー デザイン

FACADE

外観にもオークリーの顔を露出。
ビルと空間デザイン一体でアメリカ本社の世界観をインストールします。

オークリー デザイン

COURT YARD

建物の3層を貫き、1階のエントランスに自然光をもたらすコートヤード。
日本庭園をモダナイズしたような竹の植栽は、目に美しい。
安らぎを与えてくれるだけでなく、強い日差しを適度に遮ってくれる効果も。

VOICE

オークリージャパン株式会社

マーケティングマネージャー クリエイティブ&セールスプロモーション 中山晃様

- 今回のリニューアルの背景をお聞かせ下さい。

今回は、これまで11年間使ってきたオフィスをリニューアルさせるということで、プロジェクトをスタートさせました。オークリーというブランドのエナジーやエスプリに触れられるような空間でありながら、かつ寛げるような雰囲気にしたいというイメージで、設計をお願いするパートナーを探したという経緯がありましたね。

- コンペ開催をされましたが、なぜws+designをパートナーとして選定して頂けましたか。

複数社に提案を依頼したのですが、ws+designにお願いしたいと思った決め手は、当社の意図をちゃんと理解してくれたうえで、パートナーシップを組める相手だな、と感じたからなんです。何事も、結局は人と人とのコミュニケーション。ws+designの担当者と一緒なら、きっといいものがつくれるだろうと、そう思ったんです。他社さんは、オリエンでお伝えした内容を、「うちならこう料理します」とビジネスライクに返してくれただけで、キャッチボールが続いていかない感じがありました。自分がいったことがそのまま図面で出てきただけで、新しい発見がなかったんです。でもws+designは、プランもよかったし、担当者も印象がよかった。フィーリングが合ったし、やりとりのプロセスで、ヴィジョンについてもちゃんと納得させてもらえました。1+1=2以上になって返ってくる予感がありましたね。ホームページで事例を拝見しましたが、偏りがなく、いろんな引き出しを持っているという点でも安心させられましたね。

- 今回のリニューアルにおいて、注力されたポイントを教えて下さい。

正式にお願いをしてから、まずはオークリーっぽさをどう表現してもらえるかを問いかけたのですが、課題はやはりアメリカ本社のエッセンスをどう入れ込むかということ。本社にあるような、スチールの塊を用いたような内装は、躯体をいじれないので無理でしたから、近未来的というかフューチャリスティックに見えるようなデザインを考えてもらいました。担当者には、本社のヴィジュアルを見せられるだけ見せたほかに、オークリーの5つの社訓についても覚えてもらいました。

- 完成後の評判はいかがでしょうか。

竣工したのは9月末でしたが、工期としては2週間。特に週末を重点的に使って、効率よく施工にあたってもらいました。完成したときの感想は、とりあえず出来たなという達成感でしょうか。社員にも、オフィスが変わった、環境が変わったというイメージを持ってもらえたようで、ほっとしました。

- 新しいオフィスデザインをベースに、今後の展望、抱負をお聞かせ下さい。

我々にとって、立ち戻るべきはあくまでもアメリカ本社です。日本は支社なので、本社の発信する情報を、オフィス空間においてもまっすぐに伝えていきたいと思います。カッコいいだけの空間ならいくらでもつくれるかもしれませんが、本社の空気、世界観を、これからも手を入れながら表現できたらいいですね。ちなみに、個人的に気に入っているのは、エントランスを入ってからの蛍光灯のラインがある黒い廊下です。男っぽい、クールな仕上がりで、お客様からも好評ですね。

- ありがとうございました。